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うつ病の症状!40代50代男性の特徴と対処方法について!

      2016/02/26

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厚生労働省のデータでは、この10年ほどでうつ病患者は2倍以上に増えているそうです。

男性の場合は40代の割合が最も高いと言われています。

40代の男性に何が起こっているのでしょうか?

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40代の男性を取り巻く厳しい環境

40代というのは、体力が落ちてくることを自覚する年代です。

体力は徐々に落ちていきますが、「無理がきかなくなった」としみじみ感じることが増えてくるのが40代と言えます。

30代までは頑張りがきいていたのに、過重労働の疲れが抜けないと痛感するのが40代です。

体力の衰えを実感しても休むことが難しいのが40代男性です。

会社では重責を担わされる立場です。

部下の監督もしなくてはいけませんし、上司とのコミュニケーションも一層の円滑さが求められます。住宅ローンもあるでしょう。

子どもの養育費や親の介護にかかる費用も捻出しなくてはなりません。

重責を担う会社では、出世コースのどの辺りを自分は歩むことになっているのかを現実的に判断する機会も増えてきます。

時にはプライドと折り合いをつけなくてはならないこともあるでしょう。

自負心の強い男性にとっては、辛い思いをすることもあります。

しかも、この10年ほどで労働環境は急激に変化しました。

管理職もプレイングマネジャーとして負担が増える時代になりました。

変化についていけない男性がうつ病を発症しやすくなっているとの指摘もあります。

▶︎非定型うつ病とパニック障害の意外な関係性について! 

男性も更年期障害によるうつ病を発症する

女性の更年期障害はよく知られています。

男性にも、実は更年期障害が見られます。

そして、更年期障害によってうつ病を発症することがあります。

吉田拓郎さん、渡辺正行さん、故・はらたいらさんなどが男性更年期障害によるうつ病を経験したことで、広く知られるようになりました。

倦怠感、不眠、発汗異常、感覚異常、性欲減退などが主な症状です。

女性の更年期障害が女性ホルモンの低下が原因であるのと同じく、男性の更年期障害も男性ホルモンであるテストステロンの分泌量の減少が原因です。

治療は、投薬によるテストステロンの補充と併せて漢方などを処方するのが一般的です。

ただし、薬の役割は2割程度とされています。

テストステロンは、自分が楽しいと感じることをしていて副交感神経が優位に働いている時に分泌が促されます。

交感神経優位の状況下では精巣からテストステロンが分泌されなくなると言われています。

仕事中心の40代男性は、何か打ち込めるような趣味を持ったり軽い運動を楽しめる環境を整えることも大切です。

また、家庭の中で妻子とすれ違うことが多いと、無意識のうちにストレスを溜め込みます。

週末や休日に家族とゆったりと過ごす時間を作るのも良いでしょう。

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▶︎うつ病が血液検査で判る⁈うつ病の診断で血液検査を実施している病院は?

更年期障害は男性にもある

更年期障害というと、女性の病気と考えがちです。

しかし、男性にも更年期障害と呼べる症状が見られることが、近年、明らかにされています。

男性ホルモン(テストステロン)の産生が低下することによるさまざまな不調です。

テストステロンの値が人生で最も高いのは、20歳代。

その後、40歳代の後半から50歳代の前半にかけて、テストステロンの値は、減少を見せはじめます。

テストステロンの値が低下することに伴う心身の不調は、男性更年期障害と呼ばれています。

欧米では、後発性性腺機能低下症(LOH)と称しています。

男性更年期障害の厄介なところは、いつ襲われるのかが、分からないことです。

女性の更年期障害の場合は、閉経のおよそ5年前頃という比較的分かりやすい区切りがあります。

一方、男性更年期障害には、そのような区切りがありません。

また、何年か経つうちに自然に症状が治るということも、期待できません。

そのため、症状を理解して、症状が現れたら、男性更年期障害の専門病院で治療することが、大切になります。

▶︎非定型うつ病の特徴をチェック!主な原因は仕事のストレス? 

男性更年期障害の症状は性的な面だけではない

男性ホルモン(テストステロン)の産生が低下するというと、性に対する欲の減退やEDなどをイメージする人が多いようです。

ただし、男性更年期障害の症状は、性的な面に限定されません。

体の症状や心の症状が現れます。

そのような症状への理解が、早期の治療には欠かせません。

体の症状としては、発汗、ほてり、寝汗、頭痛、めまい、疲労感などがあげられます。

女性の更年期障害の症状と似た症状が、中高年男性にも現れるようになります。

また、テストステロンの値が下がってくると、内臓脂肪が増えてきます。

テストステロンの値が低下するにつれて、メタボリックシンドロームのリスクも高まります。

テストステロンの減少は、心の問題も引き起こします。

オーストラリアの大学の研究結果によると、うつ病と診断された人たちは、そうでない人に比べて、テストステロンの濃度が明らかに低いことが判っています。テストステロンの値が低いと、うつ病になりやすくなるとされています。

休日や週末に家の中でごろごろしだす、急に頑固になってイライラしている、がっくりして元気がないなどの症状は、典型的なテストステロン減少が引き起こす男性更年期障害の症状とされています。

こうした症状に加えて、「最近笑っていない」「新聞が読めていない」「よく眠れない」の3つの症状が見られたら、比較的重い男性更年期障害の可能性が高いとされています。

心に現れる症状は、本人よりも、家族の方が気づくことが多いようです。

男性の更年期障害は、いつ襲われるか、分かりません。

症状に気づいたら、早期に男性更年期障害の専門病院を受診するようにしましょう。

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 - うつ病


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