ピアスやタトゥーをしている人と自傷行為の心理の関係性について!
ピアスやタトゥーは自傷行為だと考えられていた!?
自傷行為というのは、自分の体を意図的に傷つける行動のことで、有名なものにリストカットがあります。
リストカットというと命に関わると感じられますが、自傷行為で行う場合には命の危険性が低いのが特徴です。
自傷行為の背景には、強烈な不安と承認欲求があります。
多くは幼少期に承認欲求を充分に満たされなかったことが原因で、精神的に不安定になり不安を感じるようになります。
その不安を解消するために、暴力行動を起こすことがありますが、人によってはその衝動が自己に向き自傷行為を起こします。
「誰かに心配してほしい」「気を引きたい」「自分のことを見てほしい」といった欲求が、リストカットや異常な数のピアス、タトゥーといった行動に表れることがあります。
また、痛みを感じることによって自分が抱いている不安や苦しみを一時的にごまかすことができるというのも、自傷行為に走る理由です。
リストカットは他人から見ても「自傷行為の痕」とわかるため、承認欲求が強いのですが、ピアスやタトゥーはファッションとも見れるため本人にも自覚がない場合があります。
ファッションなのか、自傷行為なのか
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しかし、ひとつだけ注意が必要なのは、ピアスやタトゥーは本当にファッションでおこなっている人が多いという点です。
本人のことを何も知らないまま「あの人はピアスやタトゥーをしているから、自傷行為をしているんだ。かわいそうに」などと断定してしまうのは、とても失礼な行為です。
ピアスやタトゥーというのは、現在では文化的にもファッションとして、ある程度受け入れられているものです。
こういった「ファッションとして認められている行為」は、時代の変遷によって変わっていく傾向にあります。
日本ではかつて、髪を染めることもピアスやタトゥーと同列視されていたことがあります。
しかし、現在では髪を染めている人を見て、「あの人は承認欲求が高い」と判断する人はいません。
一概には言い切れませんが、ピアスやタトゥーが自傷行為なのかどうかは、その量や施そうと思ったきっかけ(そのときの精神状態)によるといえます。
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